スポンサーサイト

    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。
    web拍手 by FC2

    樹生かなめ 『龍の右腕、Dr.の哀憐』 講談社 2008年 … 虎のモテモテ騒動記

    龍の右腕、Dr.の哀憐 (講談社X文庫きD- 14―ホワイトハート)龍の右腕、Dr.の哀憐 (講談社X文庫きD- 14―ホワイトハート)
    (2008/10/01)
    樹生 かなめ (挿絵:奈良 千春)

    商品詳細を見る

    藤堂組との抗争が終結して眞鍋組の日々は落ち着きを取り戻したが、舎弟たちは突飛な行動をしがちな氷川に過剰な護衛をし出す。護衛は無用と訴えても一歩も引かない舎弟たちに、氷川はある提案をするが――今度は身内ですったもんだ状態の眞鍋組と氷川の騒動を描いた巻。

    藤堂編が終わり、さてどんな展開になるのかと思ったら、過剰な護衛を巡って氷川と祐が牽制し合い、眞鍋組は男姐を持つせいでホモに狙われ一苦労、その中でもダントツ人気がリキ、彼を巡ってひと騒動が起きて眞鍋はタイヘン…と、ドタバタやりながらも比較的軽いノリで進む。

    前半のホストクラブの場面ではハイパーぶりが発揮されていて、どっちに飛んでいくかヒヤヒヤしながら読んでいたのだが、京介のいるホストクラブ・ジュリアス――あんなにホモがいていいんだろうか?

    リキ周辺の話なので、彼が「女お断り」になってしまった理由や、そのモテっぷりに相反するつれなさが語られ、クセ者の兄・晴信に新キャラの友人・正道まで登場し、眞鍋の虎のストイックぶりがフィーチャーされていく。「なんでそこまで?」と誰もが思うリキのストイックぶりだが、兄の晴信も「なんでそこまで?」な思い込み男、血は争えない。弟に継がせたいから結婚したくないと晴信が苦し紛れについた大ウソな理由に、正道がひとこと「晴信さんらしいですね」。でもその理由がピーーであるなら、私に云わせれば「かなめさんらしいですね」である。

    そして後半、話は「リキのモテモテ騒動記」から「清和と氷川のラブホテルドキドキ体験記」へ。「龍&Dr.」シリーズのラブシーンはフェードアウドが基本なのだが、いつもよりお色気がプラスされている。ただ清和と氷川のズレっぷりもシリーズの基本なので、どんなにお色気度がアップしてもやはり笑いが伴う場面になる。受に洗面器を顔に当てられ「見ちゃ駄目」と云われる攻…清和も大変である。

    祐の発言「このままでは名取グループの眞鍋支社、名取のお坊ちゃんに眞鍋が顎で遣われるのはムカつく」が気になるも、話がどの方向に進んでいくのかイマイチつかめないまま、次巻『龍の仁義、Dr.の流儀』へ。

    評価:★★★☆(氷川vs.祐、まるでタヌキとキツネのやりとり)
    ソープランドの椅子。『龍の恋情、Dr.の慕情』で氷川が熟女専門のソープに乗り込んだとき、たしか「あれが噂の椅子か」みたいなことを云っていたっけ。それがようやくこの巻にて登場。清和くんを洗うのに便利だから欲しいという氷川も氷川だけど、「愛しい人が求めるのならば」という心理が働いたとはいえ、舎弟に手配させようとした清和くんも清和くんだよなあ。例のゴムの一件もそうだったけど、舎弟に手配させるのは恥ずかしいから「僕が買う」と云い出す氷川――どうやって買うつもりなんだろう?…それ専門の店に行くの?それとも通販?…通販だったら、第二ビルに「氷川諒一様」でブツが届けられた時点で舎弟が危険物かどうかをチェックするだろうから、結局「姐さん…なんてものを…」って思われるんじゃ?…ってか、氷川なら「愛する清和くんのためなら」とお店に買いに行くか。前巻で売っている場所もわかっただろうし。

    ZERO STARS … 論外/問題外作
    ★ … お好きな人はどうぞ。
    ★★ … つまらない。
    ★★★ … 退屈しない。なかなか面白い。
    ★★★★ … とても面白い。佳作/秀作。エクセレント。
    ★★★★★ … 天晴れ。傑作。ブリリアント。

    「オススメ作品」は基本的に★★★☆以上。
    「絶対オススメしておきたい作品」には@RECOMMEND@マークがつきます。
    性格上の理由から、★評価は厳しくなりがちなので、★5つ作品はあまり出ないと思います。

    *2009年9月23日に書いた感想を大幅改稿

    関連記事
    web拍手 by FC2

    Leave a comment

    Private :

    Comments

    -
    - 1 2 3 4 5 6
    7 8 9 10 11 12 13
    14 15 16 17 18 19 20
    21 22 23 24 25 26 27
    28 29 30 31 - - -
    04 06
    プロフィール

    秋林 瑞佳

    Author:秋林 瑞佳
    「あきりん・みずか」と読みます。
    (BLCD感想はジョセフィーヌ秋太夫が担当)

    風来のネットサーファーにして、
    ハンパない映画ギーク。
    そしてなにかと悩める電脳仔羊。

    気の向くまま、
    ネット場末で人知れず更新中の、
    BL感想&レビューブログです。

    >>ネタバレ上等<<
    なので、お気をつけ下さーい!

    リンクはご自由にどうぞ♪

    コメント欄にはURLが貼れません。
    (スパム回避のためです…)
    もしURLのご連絡がございましたら、
    お手数をおかけ致しますが
    メールフォームにてご一報下さい。

    ★ご注意★
    ネタバレ回避でテキストを折ることは(ほとんど)ありません。

    オンラインカウンター
    現在の閲覧者数:
    最新記事
    最新コメント
    カテゴリ
    メールフォーム

    名前:
    メール:
    件名:
    本文:

    検索フォーム
    リンク
    QRコード
    QR
    QLOOKアクセス解析
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。