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    BLコミックMYベスト10作品 2011

    …とゆーわけで、「BLコミックMYベスト10作品 2011」です。

    2011年に発行・販売された(復刊は対象外)BLコミック単行本の中で、「これ、大ツボ!面白かったなあ〜♪」と思った作品を挙げてみようという、いわゆる「私のベスト10」企画モノです。

    昨年何作品読んだか、まったくカウントしてない…とゆーか、基本的にするタイプの人間ではナイため、その数は把握しきれてません。もともとあまりコミックを読むタイプでないので、手に取ったタイトルは大変少ないと思います。でも数を把握しきれてない、少なかったぶん、面白かったと思える作品が浮かび上がってくるもので、私はそれで充分満足しております。

    では、いってみましょー!

    ■1位
    憂鬱な朝 3 (キャラコミックス)憂鬱な朝 3 (キャラコミックス)
    (2011/05/25)
    日高 ショーコ

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    花は咲くか (3) (バーズコミックス ルチルコレクション)花は咲くか (3) (バーズコミックス ルチルコレクション)
    (2011/12/24)
    日高 ショーコ

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    同作家の作品ランクインは1作まで…と決めていたのに、昨年はどうしてもどうしても選べなかったです。どちらも登場人物たちの心情を丁寧に描きながらゆっくり話が進行するという感じでしたが、3巻目にしてとうとう大きく動き出し、『鬱朝』のほうは押し寄せてくる波どばーん!なドラマティックさ、『花咲』はゆっくりふわ~っとほころんでいくつぼみを見つめるような繊細さがあり、まったく違うカラーなのにともに心揺さぶられる内容になっていました。「どちらの出来が上?」と訊かれても困ります。あえてつけるこのベスト順位は、出来ではなくて好みが基準になりますから。そういうわけで同位です。

    日高さんの素晴らしさは、登場人物それぞれにそれぞれの感情や思惑があり、それらがすべて平等に描かれているところにあると思っています。私はそういう描き方が大好きです(その話はここでも書きました→こちら)。

    自分がBLに求めているものがなにか、日高さんの作品を読んでなんとなくわかってきたような気がします。私にとって、BLを読んでいて心地よいもしくは心揺さぶられてどうしようもないという感情は、用意されている(もしくは提供されている)萌えを見つけて喜ぶことではないようです。いつの間にか自分の意識に入ってくる自然なものであって、見つけたり拾ったりするものではなく、また仮に用意されていたとしても解釈するのに想像力を要するものであって欲しい――そういう段階に今現在の私は乗っかっているでしょう。BLを読み始めた頃とはずいぶん変わったというか…思えば遠くに来たもんですね。

    しっかし…『鬱朝』はとんでもない引きでした。ドラマCDのオマケCDで桂木役・平川さんと暁人役・羽多野さんが「ここで終わるか!?」「4巻早く!!」と話していたことが印象深かったです。完全同意。きぃぃぃぃ!

    ■3位
    レオパード白書 (3) (ディアプラス・コミックス)レオパード白書 (3) (ディアプラス・コミックス)
    (2011/04/30)
    扇 ゆずは

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    こういうメインストリームど真ん中の作品を2位に選ぶなんてメズラシー!
    なにがあったんですか、秋林さん?…いやその…やっぱり16年ぶりだったからですかね?…いや、それもありますが、やっぱり極悪と思われた年下男の純情にホロリときてしまったからでしょうか。あんなの反則ですよ、反則!(わはははー☆ 感想は→こちら

    ■4位
    世界は光に満ちている (バンブーコミックス 麗人セレクション)世界は光に満ちている (バンブーコミックス 麗人セレクション)
    (2011/02/26)
    深井 結己

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    短編集。「麗人系作家は麗人で輝く」と語っていた生き別れのいもりんに激しく同意。深井さんはもともと上手い方ではあるんですが、花音より麗人、長編より短編のほうが光ると思います。ごくフツーの設定や甘いだけの作品では没個性になるタイプ。この短編集は時代物が多いですが、どの作品もよく練られた話になっていて読み応えがありました。特に表題作が好きです(既読のみなさんから「やっぱりー!」云われそう)。

    ■5位
    運がいいとか悪いとか (Dariaコミックス)運がいいとか悪いとか (Dariaコミックス)
    (2011/06/22)
    館野とお子

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    1位の日高さんと同様の理由になります。あとは…そうだなあ、舘野さんにはもっとリーマンものを描いてほしいですね!(感想は→こちら

    ■6位
    奥津城村の愉快葬 (ミリオンコミックス  Hertz Series 107)奥津城村の愉快葬 (ミリオンコミックス Hertz Series 107)
    (2011/09/01)
    池 玲文

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    ハードでない池さんが好きなので。大洋図書レーベルのなにがいいって、エロ描写だったり話だったりがニガテな作家でも、たいがい私にはウケる内容になっているところです。ふだん避ける作家でも「大洋図書から出てるならダイジョブそう」って思えるのです。ただこの作品でちょっともったいなかったのは、表題作で1冊読みたかったのに2本+おまけで終わってしまったこと。むー(感想は→こちら)。

    ■7位
    悪人を泣かせる方法 (ディアプラス・コミックス)悪人を泣かせる方法 (ディアプラス・コミックス)
    (2011/11/25)
    雨隠 ギド

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    性格悪くてお金が大好きな受、そんな受が大好きで60億(!)稼いだ年下ワンコ攻くんの話。『恋まで百輪』のスピンオフ(私は『悪人』のほうが好き)。嬉しくなるほど性格が悪い受だけど、実は不器用なだけ。攻は60億(!)をエサに受をどう落としていくのか――という展開なんだけども、話のテンポよくそして最終的にホロリとさせられました。ただ受が妻帯者というところで好みは分かれそう。「感じ悪い受だから遊佐さんしかいないじゃーん、そして攻は年下ワンコのスーパーエース羽多野さんね☆」と脳内変換しながら読んでいたら、本当にそのまんまのキャストでドラマCD化になりました…ひーえー!

    悪人を泣かせる方法悪人を泣かせる方法
    (2012/03/26)
    遊佐浩二、羽多野渉 他

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    ■8位
    キャッスルマンゴー 1 (MARBLE COMICS)キャッスルマンゴー 1 (MARBLE COMICS)
    (2011/04/20)
    小椋 ムク、木原 音瀬 他

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    コノハーラさんの毒がムクさんでちょうどよく中和されているのではないでしょうか?
    これはこれでいい、という感じ。感想は以前に「ロテンシス」のBLダービーで書きましたが、消しちゃったので以下に再アップ。

    4月の1着。『薔薇の陰謀』とどっちにしようか悩んだ末、コラボがけっこう成功していたので、こっちを1着に。半馬身くらいの差かな。もともと小説として発表された作品より、コミックとして発表することが前提となっている作品のほうが、コミカライズにはいいのかも。ムクさんはオリジナルだとちょっと弱いので、コノハーラさんの力があったほうがいい。別の云い方をするなら、「コノハーラさんの重く痛い地文を、ムクさんの絵と描写が軽くして和らげた」。なのでこのコラボで得しているのはムクさんのほうだと思う。内容としてはフツーかな?だけど、今回はその「フツー」が貴重に思えた。間口の広いフツーだから。ただコノハーラ作品として読むなら、はたしてそれでいいのかどうかはギモン。

    つまりムクさんのファンとして読むと「とても面白い」、コノハーラさんのファンだと「毒物足りないorフツー」、どっちもそこそこファンには「けっこう面白いじゃん?」かなと思うので、フツー以上の面白さがある「買ってヨシ」の、結果的に成功しているといえる1冊なんじゃないかと。

    あの日高さんに「くたびれ50オヤジ&ゴミ溜め屋敷」を、下村さんに「サングラスに裸エプロン男」を描かせたとき「コノハーラ、すっげー!」と思ったけど、ほんわかキュートなムクさんにAV画の数々を描かせた今回も「すっげー!」ですね。


    ■9位
    グッドモーニング (ミリオンコミックス  Hertz Series 102)グッドモーニング (ミリオンコミックス Hertz Series 102)
    (2011/07/01)
    夏水 りつ

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    表題作の攻の無神経ぶりは好みが分かれそう…でもこんなヤツ、けっこういるような?(…と思っている私の感想は→こちら

    ■10位
    メリーチェッカ(キャラコミックス)メリーチェッカ(キャラコミックス)
    (2011/01/25)
    鈴木 ツタ

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    本屋さんでツタさんの新刊を一生懸命探しているのに見つからない!
    どこにもない!なんでだ!?大ピンチ!!

    ×『チェリーメッカ』→ ○『メリーチェッカ』

    …そりゃ見つかりませんって。

    ■総括&「2011年のコレ!」
    2011年はそうですねー、東京都の青少年ナントカ条例の騒動にでBL界もゆっさゆっさ揺れたなあという年でした(今も揺れてますが)。私は表立って「断固反対」あるいは「賛成支持」という話はしませんでした。なぜって、条例うんぬんの前にここ10年ほど「そもそもレイティングがあやふや。それをなんとかどうにかしてくれないかしら?」という考えを持ち続けていたからです。これがいい加減だから、ナントカ条例はもちろん、「不健全」だの「有害図書」だの指定が後から発表されるわけで――いったいなんなのよ?ってなフクザツな思いでいたのです。この件に関しては、場所を移して後日語りたいと思っています(「ロテンシス」を予定)。

    えーっとそれから…ランクインはしませんでしたが、面白かった作品を挙げておきます。木下けい子さん『今宵おまえと 二章』、黒娜さかきさん『青春ソバット4』、山田ユギさん『一生続けられない仕事2』 、国枝彩香さん『春に孵る』、『ダメBL』、湖水きよさん『カラダめあてで悪いか』、大和名瀬さん『ちんつぶ4』あたりかな?…今思い出せるのはこれくらいで、まだあるかもしれません。

    あとですね…今回ワーストらしき発表もしたいと思います。いやもうムカついてムカついて!

    なので興味のある方だけ、以下どうぞお進みください。
    軍人と仕立て屋~テーラーメイドをもう一度~ (オークラコミックス)軍人と仕立て屋~テーラーメイドをもう一度~ (オークラコミックス)
    (2011/10/12)
    桜 遼

    商品詳細を見る

    表題作!
    ちゃんと話を終わらせろーー!

    …BLうんぬんの前にマンガとしてアカンでしょう。
    ひっさしぶりに「新刊買ったのに、これはないしょ!」という怒りでフテ寝しました。

    「ダメBL」よりダメってどーゆーことよ?
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    プロフィール

    秋林 瑞佳

    Author:秋林 瑞佳
    「あきりん・みずか」と読みます。
    (BLCD感想はジョセフィーヌ秋太夫が担当)

    風来のネットサーファーにして、
    ハンパない映画ギーク。
    そしてなにかと悩める電脳仔羊。

    気の向くまま、
    ネット場末で人知れず更新中の、
    BL感想&レビューブログです。

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