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    BL小説MYベスト10作品 2009

    …とゆーわけで、「BL小説MYベスト10作品 2009」です。

    2009年に発行・販売されたBL小説の中で、「これ、大ツボ!面白かったなあ〜♪」と思った作品を挙げてみようという、いわゆる「私のベスト10」企画モノです(復刊は対象外にしました)。

    昨年何作品読んだか、まったくカウントしてない…とゆーか、基本的にするタイプの人間ではナイため、その数は把握しきれてません。手に取ったタイトルは大変少ないと思います。でも数を把握しきれてない、少なかったぶん、面白かったと思える作品が浮かび上がってくるもので、私はそれで充分満足しております(…と、コミック部門発表のときと同じ前書きを、いちおう書いてみる)。

    では、いってみましょー!

    ■1位
    はつ恋 (ビーボーイノベルズ)はつ恋 (ビーボーイノベルズ)
    (2009/10)
    榎田 尤利

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    挫折を知らない傲慢な男が初めて恋のよろこびを知っていく…という話としてはごくフツーなんだけども、エダさんのBL界一といえる巧みな一人称をベースに、タイムスリップと学園モノ要素まで入れ、1本にまとめ上げたということで、作家の実力をしみじみと思い知らされた作品。『交渉人3』とどっち選ぼうかと悩み、シリーズではない単発モノであることから、こちらを1位に。展開急ぎすぎ?タイムスリップがいいかげん?タイムパラドックスはどうなる?…「タイムスリップに原理や正確さを求めるな」と、ジェイムズ・マンゴールドも云っとる!意識的に始まって終わるもんじゃないんだから、そんな細かいことはいいの。それよりもなによりも、「31歳、38歳、17歳、24歳」という年齢通りの経験値や職業に基づくキャラの行動や言動が、私の心を捉えて離さなかったです。そうだった、そうなんだよ――読んでいて何度そう思ったか。完全にツボをつかれました。

    ■2位
    最果ての空 (shyノベルズ)最果ての空 (shyノベルズ)
    (2009/12/09)
    英田 サキ

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    いろいろご意見はあると思いますが、篠塚さんは一生あのままかもしれないし、時が流れてなにかが変わり、誰かと一緒になるかもしれないし…それを決めるのは篠塚さん自身であってほかの誰でもない、ただ今の彼が選択したのは「この道程をひとりでゆく」ということ。人生を振り返る最期のときが来たら、彼はなにを思うのだろう?そう思わせる篠塚英之という男の――人間性と生き様について描かれていた作品…かな。

    ■3位
    愛しているにもほどがある  (二見シャレード文庫 な 2-9)愛しているにもほどがある (二見シャレード文庫 な 2-9)
    (2009/04/23)
    中原 一也

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    「2009年に大ブレイクした作家」その1、中原さん。この作品に関してはテキスト2つにしたくらい語りまくったので、ここで書くことはほとんど残っていないです、はい。小冊子がバカバカしくて良かったな~♪2009年個人的小冊子大賞作品

    ★左が箔押し表紙…だけどアホネタ全開、右が「団地妻と淫乱教師」イラストページ(画像は荒くしました)
    Image167.jpg Image168.jpg

    ■4位
    交渉人は振り返る (SHYノベルス)交渉人は振り返る (SHYノベルス)
    (2009/05/28)
    榎田 尤利

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    3巻目にしてエダさんらしいセンシティブさが出たな〜と思った『交渉人』。感想で語ったのであまり書くことはないです。あえて云うなら…2009年に出た『疑わない』のドラマCDに付いていたSSの出来が良かったです。ああいう短編で、ふたりの関係をまとめ上げることができるってスゴイですね。

    ■5位
    40男と美貌の幹部 (二見シャレード文庫)40男と美貌の幹部 (二見シャレード文庫)
    (2009/02/23)
    海野 幸

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    なんでみんな海野さんの作品を読まないの!?…って、そこ!自分の作家萌えを他人に押し付けない!(すみません)。ちょっとトボけた笑いと独特の行間を感じさせる文章がたまらなく、なんともいえない味わいと面白さがありました。『愛のカレー』の感想でも書いたように、「タイトル見て買うかどうか悩んだが面白かった。作家に俄然興味が沸いた。他の作品を読んでみたい」と思わせる人だと思います。個人的に追っかけたい作家のひとり。

    ■6位
    唇にキス 舌の上に愛―愛と混乱のレストラン〈3〉 (二見シャレード文庫 た 2-13)唇にキス 舌の上に愛―愛と混乱のレストラン〈3〉 (二見シャレード文庫 た 2-13)
    (2009/04/23)
    高遠 琉加

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    3巻構成の最終巻だったのにも関わらず、最後の最後まで手が抜かれていない「読ませる」作品になっていたことに、ひたすら感動。2009年もっとも作家の情熱が感じられた1本。キャラひとりにひとりにドラマが存在、ラストも見事にキマっていて――高遠さんのベストはコレですね。2009年のシャレードは、全体的にレベルが高かったなあ。

    ■7位
    いとし、いとしという心 (ビーボーイノベルズ)いとし、いとしという心 (ビーボーイノベルズ)
    (2009/06)
    かわい 有美子

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    「2009年に大ブレイクした作家」その2、かわいさん。もともと人気作家のおひとりだったとはいえ、昨年はとくに大活躍の年だったのではないかと。はんなり京都人描写とその叙情に感動しました(京都に住んでた私が云うんだから間違いない)。弱いかなと思われた受も意外と逞しかったですね。

    ■8位
    忘れないでいてくれ (リンクスロマンス)忘れないでいてくれ (リンクスロマンス)
    (2009/09)
    夜光 花

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    「2009年に大ブレイクした作家」その3、夜光さん。この作品については感想で語ったので、あまりここで書くことはないんだけど…2009年は夜光さん(と中原さん)の年だったような気がします。それほどいろんなレーベルでお名前を見たし、どの作品もよく売れていたと思います。中原さん同様、ご自身の萌えに正直なのに「作家が自分の萌えだけ並べて自己満足している」作品で終わっていない、BLに対する情熱や作品を書く楽しさが伝わってくるとゆーか、その作家性にまったく嫌味がないことに素晴らしさを感じました。やっぱりそういう作家は人気が出ると思います。

    ■9位
    吸血鬼と愉快な仲間たち Vol.4 (Holly NOVELS)吸血鬼と愉快な仲間たち Vol.4 (Holly NOVELS)
    (2009/04/24)
    木原 音瀬

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    2008年ベストにて、「『えー!?ここで終わるのー!?』というそんなヤキモキを、私はエダ作品でしてみたいんだろうなあ」と零したらば、コノハーラさんが代わりにそんな作品を書いてきたもんだから大驚愕。大立ち回りに裸****、胸キュン(←コノハーラ作品でこの表現は超貴重)な吸血シーン、突然やってきた朝***(←コノハーラ作品でこの表現は超貴重)に、「マジでここで終わるの!?」というせつないラスト。ユニットなんとか名義で書かれた『胡蝶の誘惑』に続き、エンタ度の高い作品をあのコノハーラさんが手がけるなんてなあと、一本背負いを見事にキメられ畳の上で呆然としてしまった作品です。2010年はなんとしてでも、痛そーなオヤジ作品より吸血鬼を優先してもらいたいで候。ギャッギャッ。

    ■10位
    愛讐の虜 (ラヴァーズ文庫)愛讐の虜 (ラヴァーズ文庫)
    (2009/01/24)
    バーバラ片桐

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    云いたいことは感想で書いたため追記することはあまりないけど、前作『愛炎の檻』同様、作家の表現不足を絵師が見事にリリーフした作品で、ただただスゴかったなあと。

    ■2009年の「コレ!」
    タイトルを挙げるにあたり、どれがその象徴になるかは人それぞれ、よって「コレ!」な画像アップは難しいため、文章で書くと――「2009年のBL小説界は復刊&シリーズものフィーバー」かな?

    出版不況な上にすぐ絶版してしまうBLというカテゴリを思えば、読み手も書き手も復刊というシステムはありがたい話。ただ個人的には、復刊や小冊子企画だけでなく、新しい仕掛けや中堅作家の押し上げにも力を入れて欲しく――そういう意味では2年ほど前から活動しているUnit Vanillaは面白いと感じたし(作品が面白いかは別)、レーベルで云うならリブレは頑張っていろいろ仕掛けていると公式サイトで思うし(実を結んでいるかは別として)、シャレードは自分のところの作家をコツコツ育てているなあ〜と感じます。

    復刊も「確実に売れる作品」重視、それだけ出版不況だってことでしょうか。夢とファンタジーを売るカテゴリなのに、聞こえてくるのはシビアな話ばかりで…2010年は果たしてどうなるでしょう?

    ――以上、「BL小説MYベスト10作品 2009」でした♪

    *2010年1月10日に書いたテキストを一部加筆修正

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    プロフィール

    秋林 瑞佳

    Author:秋林 瑞佳
    「あきりん・みずか」と読みます。
    (BLCD感想はジョセフィーヌ秋太夫が担当)

    風来のネットサーファーにして、
    ハンパない映画ギーク。
    そしてなにかと悩める電脳仔羊。

    気の向くまま、
    ネット場末で人知れず更新中の、
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