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    藤森ちひろ×小山田あみ 「視線」 / いとう由貴×みろくことこ 「秘教の女神は蜜にまみれて」 『エロとじ VOL.2―b-BOYアンソロジー』 2009年

    エロとじ VOL.2―b-BOYアンソロジーエロとじ VOL.2―b-BOYアンソロジー
    (2009/06)
    不明

    商品詳細を見る

    ■「視線」 作:藤森ちひろ 扉絵:小山田あみ
    扉惹句:放課後の秘められた淫事は、ふたりきり――瞳に射抜かれながら……。

    「ウチの兄ちゃんとヤってただろう、ホモとバラされたくなかったらカラダよこせ」と、ヤリたい盛りの高校生が学校でセンセに無体三昧する生徒×教師モノ。藤森さん初読み。

    先生の中にお道具を入れて授業中に遠隔操作、いや〜ん!センセ悶えちゃう〜…とか、放課後の数学科準備室での秘めごととか、BLではよくある設定とシチュエーションで無理せず書いてきたなという印象を受けたので、これは悪くないかも…と読み始めたら、硬質なかわいさんの作品の後だったこともあってか、サクサク読み進めることができて、ラクに頭に入ってきた。エロばっかの本でこれは助かる。

    イヤだといいながら、攻には逆らわずに放課後までお道具を入れっぱなしにする先生…そんなイヤなら、黙って取っちゃば?とツッコミを食らいそうだが、なぜか先生は取らない。攻が仕返しが怖いから?…そうじゃない、実は先生はね…というくだりが大キモになる作品だと思うんだけど、ラストがちょっと締まらない。「先生を手に入れたイッヒッヒ♪」という攻の手篭め話じゃなく、「やっと攻を手に入れた、先生は満足♪」としたのはいいと思う、でもそこで終わらずにもう一歩進めて、「先生はマジ淫乱、余裕を持って攻めていた高校生のガキんちょが年相応になってしまい、先生に食われちゃいました」というあからさまな逆転劇にしたほうが、読み手をもっとドキっとさせたんじゃないかな?最後のヒネリが足りない、印象を残すにはもうひと振りスパイスが必要と感じた1本。ちょっともったいないような…。

    評価:★★★(攻の言葉使いが一定しない。これもなんとかして欲しい)
    好み:★★★(でも、藤森さんの作品を読んでみようかな?という気にはなった)

    「リモコンの操作可能範囲は20メートル」…って、けっこうな距離だなあ。高校生のくせに、お高そうなオモチャ持ってるね?

    次!

    ■「秘教の女神は蜜にまみれて」 作:いとう由貴 扉絵:みろくことこ
    扉惹句:異国の秘儀に捧げられた無垢な体は、マハラジャ達に愛欲を仕込まれて…

    インドで一人旅をしていた大学生が道に迷い、日本語話せるインド人に助けてもらって車にうっかり乗ったら、そのまま家にお持ち帰りされてしまい、待ち構えていた自称・神なインド人たちとヤっちゃいました――という、自称・神なインド人3人×日本人大学生による複数プレイもの。

    日本語話せるからってそのままノコノコついて行く受も受、さらに攻のインド人3人まで「俺たちはシヴァ神、ヴィシュヌ神、ブラフマー神」と名乗る三バカトリオなもんだから、呆れてしまってそのまま流すように読んでしまった。エキゾチックで不思議な話にしたかったんだろうけど、受も攻もバカ、捕らわれる理由もバカなので、まったくそう思えない。ヤってる最中に受が朦朧な状態になって、「これは夢か、現実か。自分はインドの神に捧げられた生贄になってしまったのか」と云っても、コッチは「いや、別にキミは神に捧げられてないから…」と冷めてしまった。

    ヒンドゥー教の神の名前を出すならば――歴史好きの大学生がインドを訪れ、何かに導かれるかのように遺跡の中を歩いているうち、夢のような場所に足を踏み入れてしまう。そこにはシヴァ神たちがおり、いざなわれるように受は神たちと淫靡な行為に耽っていく。ここはどこ、自分は誰、目の前にいるのは本当に神なのか――のほうがベタだけど、エキゾチックで不思議な雰囲気を出せたと思うんだけどなあ…。

    評価:★★(ヒンドゥー教徒やインド人のみなさん、怒らない?)
    好み:★☆(こういう作品はニガテ)

    受が女神と崇められる理由がまったくわからない。ただのフツーな子だよねー。いとうさんの作品とは本当に相性が悪く、しょっちゅー返り討ちに遭っていたりする。だいたい攻は受に対して嗜虐的で、私には理解しづらい。フェードアウトしていくような「だから?なに?話は終わりじゃなく、これから始まるんじゃないの?」という、オチないようなラストもニガテ。

    次!

    *2009年6月24日に書いた感想を加筆修正

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    Author:秋林 瑞佳
    「あきりん・みずか」と読みます。
    (BLCD感想はジョセフィーヌ秋太夫が担当)

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