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    中原一也×直野儚羅 「大人のおイタ」 / かわい有美子×佐々木久美子 「夜間飛行 ナハトフルーク」 『エロとじ VOL.2―b-BOYアンソロジー』 2009年

    エロとじ VOL.2―b-BOYアンソロジーエロとじ VOL.2―b-BOYアンソロジー
    (2009/06)
    不明

    商品詳細を見る

    ■「大人のおイタ」 作:中原一也 扉絵:直野儚羅
    扉惹句:オヤジ同士のキケンな遊びは、常に卑猥にエスカレート!?

    やはりオヤジで「エロとじv」エントリーしてきた中原さん。「中学以外はすべて同じ学校、会社も同じ、周りからも仲良しさんと思われてる親友同士」という設定のバツイチオヤジ×オヤジ。

    笑える。(新田マンガに出てきそうな)勝負パンツを一緒に買いに行くだの、買ったパンツを穿いて見せ合うだの、AVを見るだの、自家発電をし合うだの、ナースや婦人警官のコスプレだの、相変わらずバカやってるキャラが楽しい♪…いい大人だけど、昔からの親友なのでふたりでいるとついつい中坊っぽいことやっちゃうというお話でもある。エロにしろ、ラブにしろ、キャラにしろ、中原さんの特性と属性の要素をぎゅっと詰め込んだ短編に仕上がっていて、「中原さんってどんな話を書く人なの?」と訊かれたら「コレ!」と回答できる、わかりやすい作品が出てきたなあという感じ。この作品をニガテに感じる人は、中原作品全般向いていないと思う。

    受が大好きなばっかりにバカをやるフェロモン系オヤジの攻、自分の中の女に複雑な思いをしながらも攻のフェロモンには抗えない受、聴診器だの尿道攻めだのコスプレだのAVだの…いろいろ出てくるけど基本はラブのあるエロ、それにマッチしたおバカなセリフ。まさに「イッツ・ア・ナカハラワールド」な1本。お見事デス。

    評価:★★★☆(ご自身のお好きなものを、のびのびとお書きになっていますね)
    好み:★★★★(やっぱ楽しい♪…今年の中原さん、面白いよなあ♪)

    「俺たちオヤジだけど」と話していたので、ふたりはいくつなんだろう?と思っていたら、まだ36歳だった。そーいえば、中原さんの初オヤジ受本だった「よくある話。」の袴田も36だったし、中原さんと私ではオヤジ範疇においてでっかいズレがあるんだよなー。この短編も「今度こそ40代でしょ?」と思いながら読み進めていったんだけど、やっぱり越えられなかった36歳の壁。世の腐系のみなさまは、オヤジの認識と区切りをどのあたりの年齢でつけておられるんだろう?…真剣に悩んでしまった。

    次!

    ■「夜間飛行 ナハトフルーク」 作:かわい有美子 扉絵:佐々木久美子
    扉惹句:美しく誇り高い隻腕の中佐、乱したいのは制服でなく心ごと――

    アルフレート、エーリヒという名前から、ドイツ系だと思われる国の空軍中尉(年上)×隻腕中佐(年下)。幼なじみという背景あり、やや時代モノ?

    隻腕で不便な受の世話をしていた攻が、受のひとことで一気に下克上。長年の思いと情熱をぶつけるように受を抱いていく――という話なんだけども、やっぱりかわいさんは何を書いてもかわいさんとゆーか、下克上の発端となった攻が受の足を洗う場面になるまでが長く、また本題に入るまで1文に情報が多すぎて疲れる。かわいさんの硬質な文章は、戒律のある軍隊モノに合ってるけど、どの作品でもたいがい最初の数ページはキャラの形容で占められるので、そこに大切な情報が隠されていないか気になってしまい、何度も読み直してしまう。それでザセツしたり、流し読みしたりすることがあるんだよなあ…<かわい作品

    早く本題に入ってくれとイライラするものの、本題に入ってからはやっぱり引き込まれてしまうので、読んでいるコッチがガマンしなければならないなと思う。面白い短編でけっこう好きなんだけれど、なんだか朗読会でアナウンサーが語りそうな雰囲気の話だった。語り手のほうが熱入っているぞ、情緒豊かに一気に語ってやるぞ、みんな聞いてね、みたいな。う〜ん。

    評価:★★★☆(かわいさんらしい作品です)
    好み:★★★☆(本題に入ってからガブ読み。なんて正直な…)

    かわいさんってホント色にこだわる作家さんだよなあ。この作品では「前はピンクで、後ろがローズピンク」ときた。ピンクの違いがイマイチわかんないけど…ま、たしかに後ろは薔薇といえるよね。

    次!

    *2009年6月21日に書いた感想を加筆修正

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    秋林 瑞佳

    Author:秋林 瑞佳
    「あきりん・みずか」と読みます。
    (BLCD感想はジョセフィーヌ秋太夫が担当)

    風来のネットサーファーにして、
    ハンパない映画ギーク。
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