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    イ・ヨンヒ 『絶頂1〜4』 日本文芸社 2007年 … 青臭さがたまらない

    絶頂 1 (ニチブンKARENコミック文庫 LY 1)絶頂 1 (ニチブンKARENコミック文庫 LY 1)
    (2007/07)
    イ ヨンヒ

    商品詳細を見る

    今を遡ること約2年半前。その表紙の絵の濃さから「手が出しづらいんだよなあ…」と躊躇しながらも、「ええーい、買ってしまえー!」と勢いつけて購入した韓流BL。現在1〜4巻発売中。左開きなので注意。

    尾崎南と竹田やよいを足して2で割らずにCLAMPを掛けたような絵調で、ニッポンでもその昔流行った鎖や羽根や軍服や流血が飛び散るカラー口絵にクラクラしつつも、本編を読み出したら…あれ?あれれれれれれ?…カラーとモノクロではなんだか印象が違う?

    クセはあれども描線はけっこう現代的、たまにハッとさせられる綺麗な表情――つまりキメ顔が存在する。そして、1コマ1コマとても丁寧に絵が描かれてある。モノクロに比べて印刷映えしないカラーは残念だが、絵から作者の情熱が伝わってくるので、個人的にポイントが高い。

    「世の中つまんねーよ!」と自分を持て余し気味のセズ(攻)が、可愛くて明るいがなにやらワケありのモト(受)と出会う。過去の男・イタンを忘れられないモトだが、セズのことは自分も気になっている。3人の恋の行方はいかに?――と話が展開していくが、セズの若さゆえの傲慢さだとか、元気なモトの明るさの裏に隠されたせつない過去だとか、危険な男イタンのモトへの純粋な思いだとか、それぞれ丁寧に描写されているし、恋愛だけでなく、自分という存在が世の中のどのポジションにいるのかとわからないという漠然とした悩みや、鉄パイプ持って殴り込みといったハデな流血バイオレンスシーンもしっかり入っているので、退屈せずに読める。やるなあ。ただし、ちょっと回想シーンがわかりづらいのが難点か。

    酒に酔っ払ってるモトに思わずチューしてしまうとか、一緒にシャワー浴びて互いを意識しちゃうだとか、気がつくと一緒のベッドで寝てましたとか――どれも寸止めで、セズとモトは簡単に体を繋ぐことはない。1巻ずつ距離が縮まっていくという感じ。そうだよ、忘れかけてたよ、こういう青臭いじれったさ。

    セズがモトを劇的に救って、いい雰囲気になってきたふたりの前に、過去の男イタン登場――感極まってイタンに駆け寄るモト、どうするセズ?…というところで4巻が終わってしまった。残念ながら続きは出ていない。

    なんとか出してもらえませんか?>日本文芸社さん
    (左から5巻・6巻・7巻)

    ze5.jpg ze6.jpg ze7.jpg

    評価:★★★★(ニッポンで続きを熱望しているのって、語シスコ先生と生き別れのいもりんと私だけ?)
    3巻だったか、年下攻と判明して私はさらに萌えた!これは萌えるよ、年下攻、バンザーイ!
    左開き、わかりづらい名前、腕に彫られた漢字の刺青、平成ヒトケタなファッションセンス…など、いろいろハードルはあるけれど、ちょっとでも興味がある人は、読んだほうがいいと思う。BLCD化すると、すんごいいい出来になりそうな気がするなあ。「モト:福山潤、セズ:鈴木達央、イタン:日野聡」でどうかしら?

    ZERO STARS … 論外/問題外作
    ★ … お好きな人はどうぞ。
    ★★ … つまらない。
    ★★★ … 退屈しない。なかなか面白い。
    ★★★★ … とても面白い。佳作/秀作。エクセレント。
    ★★★★★ … 天晴れ。傑作。ブリリアント。

    「オススメ作品」は基本的に★★★☆以上。
    「絶対オススメしておきたい作品」には@RECOMMEND@マークがつきます。
    性格上の理由から、★評価は厳しくなりがちなので、★5つ作品はあまり出ないと思います。

    *2010年1月2日に書いた感想を加筆修正

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    秋林 瑞佳

    Author:秋林 瑞佳
    「あきりん・みずか」と読みます。
    (BLCD感想はジョセフィーヌ秋太夫が担当)

    風来のネットサーファーにして、
    ハンパない映画ギーク。
    そしてなにかと悩める電脳仔羊。

    気の向くまま、
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