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    「梨園の貴公子」 インターコミュニケーションズ 2005年 … 場数を踏んできた男

    梨園の貴公子梨園の貴公子
    (2005/12/10)
    ドラマCD井上和彦

    商品詳細を見る

    原作:『梨園の貴公子』 ふゆの仁子 ビブロス 2004年 
    出演者:森川智之(常磐宗七郎/春日孝匡)×井上和彦(尾上浅葱)、飛田展男 (常磐紫川)、堀内賢雄 (千石)、ほか
    作品選択基準(どうして聴こうと思ったか?):
    3. 気になる声優さんが気になる役で出演しているから
    5. 気になっていたけど、ニガテな作家だったので原作スルーしていた作品だから
    6. 原作を読んでいなくて、ドラマCD化したなら聞いてみようかと思ったから

    美貌で性悪の危険な男、『色悪』。彼こそが、歌舞伎界の名門の御曹司で、華も実力も備えた常磐宗七郎だ。カメラマン尾上浅葱は、強引に持ち込まれた写真集の企画に反感を抱く。「二週間で絶対に引き受けさせる」という傲慢な態度。だがファインダーを通して観た常磐はゾクゾクするほど艶っぽく、高慢な浅葱のプライドと恋心まで刺激して…!?

     
    梨園を舞台に「圧倒的な魅力を持つ男とクールビューティとの恋の駆け引き」を描いた年下攻モノ。

    「場数を踏んできた男の初受なら聴かねばならぬ、止めてくれるな!」という訳のわからない使命感に燃え滾り、その勢いで井上和彦さんの初受作品を購入。そして聞耳。

    どこでもいきなり口説き出したり、手にチューしたりといった「は?なんですかアナタ?」な攻の言動や行動は、BLなんだから仕方がないと思うにしても…直情的かつ説明的なセリフが多いので、攻と受の駆け引きがとても無粋に感じる。当て馬までもが気持ちや経緯をセリフで片付けてしまう。全体的に繋ぎが雑で、浅葱と千石の関係、常盤のスキャンダル、千石の秘密といった大事な話が唐突に出てくるので、聞耳中に何度も「へ?そうなの?」と面食らってしまった。原作がそうなのか、脚本化に失敗したのかはわからないが、もう少し厚みと深みが欲しい。

    井上さんの受は――「高慢なクールビューティ」「32歳」という設定だと正直キビシイ。だが森川さん相手だったからか、釣り合いが取れていたし、セリフやキスの間合いなどはとても自然に感じられた。なお、助六の場面では、飛田さんが素晴らしかったと書いておく。もちろん歌舞伎役者ではないので本物とは比べられないが、それでも見事だったと思う。

    それにしても…常盤のどこが色悪なんだろう?
    私にはフツーの純情男に思えた。

    評価:★★★(うーん…)
    好み:★★★(秋太夫、学生時代に南座でバイトしていました)

    「ヘッドフォンで聴くことにより、3Dサウンドで楽しめます」「For Headphones」とケース裏に書かれてあったけど、井上さんの声&吹替演技なら、スピーカー通したほうが(私は)好き。

    ラストトラックの和やかなキャストトーク(森川・井上・堀内)によれば、普段ならスタジオのギャラリーは2〜3人程度なのに、「梨園の貴公子」収録では10人以上もいたとか(殆どが女性、さらに入れ替え制)。70年代から第一線で男前を演じてきた井上さんがどんな受するのか…そりゃ興味あるよねー。

    ZERO STARS … 論外/問題外作
    ★ … お好きな人はどうぞ。
    ★★ … つまらない。
    ★★★ … 退屈しない。なかなか面白い。
    ★★★★ … とても面白い。佳作/秀作。エクセレント。
    ★★★★★ … 天晴れ。傑作。ブリリアント。

    「オススメ作品」は基本的に★★★☆以上。
    「絶対オススメしておきたい作品」には@RECOMMEND@マークがつきます。

    *2010年4月20日に書いた感想を大幅改稿

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    Comments

    ふゆのさん苦手なんですね。何となくわかります(笑)
    私は、このCD聴いてないですが、原作は読んでます。
    ふゆのさんの本の中では一番お気に入りで、唯一ドナドナしなかった本です。
    来月3冊目が4年ぶりにでるみたいです。

    >全体的に繋ぎが雑
    原作はそんなに不自然には感じませんでしたが。
    まあ、ふゆのさんは、そんなに繊細なタイプの作家さんではないので(笑)

    >それにしても…常盤のどこが色悪なんだろう?
    >私にはフツーの純情男に思えた。
    原作でも、受に一途で真面目な男ですよ。
    モデルは海老蔵らしいですが、モデルとは似てもに似つかない純情攻です(笑)
    Posted at 2011.12.01 (09:40) by みずほ (URL) | [編集]
    > ふゆのさん苦手なんですね。何となくわかります(笑)
    わははははは!バレバレだ~♪
    キライじゃないけどニガテですね~。

    > 私は、このCD聴いてないですが、原作は読んでます。
    > ふゆのさんの本の中では一番お気に入りで、唯一ドナドナしなかった本です。
    > 来月3冊目が4年ぶりにでるみたいです。

    実はあらすじ読んで「おお!」と思ったんですけど、
    タイミングを外してしまって読んでなかったんです<原作
    そしたらドラマCDが出てるというので「よっしゃ!ではこっちで」と。
    新品がワゴンセールに乗っていたので1200円くらいで買えたんです~。

    > >全体的に繋ぎが雑
    > 原作はそんなに不自然には感じませんでしたが。
    > まあ、ふゆのさんは、そんなに繊細なタイプの作家さんではないので(笑)

    じゃあやっぱ脚本が悪かったのですね。
    よくあるんです、ドラマCDでそういうこと。CD1枚にまとめようとして雑になっちゃうんです。
    コミック1冊だったらCD1枚でなんとかいけるけど、
    小説1冊だったら2枚組にしないとキビシイなあと思います。
    「梨園の貴公子」が2枚組だったら私の評価も変わっていただろうなあ…。

    > >それにしても…常盤のどこが色悪なんだろう?
    > >私にはフツーの純情男に思えた。
    > 原作でも、受に一途で真面目な男ですよ。
    > モデルは海老蔵らしいですが、モデルとは似てもに似つかない純情攻です(笑)

    あ、やっぱり!
    受に一途で真面目な攻は好物ですが、
    「色悪」と書かれてあったので、性悪(わはは♪)を期待しすぎました…むう。
    Posted at 2011.12.01 (20:30) by 秋林 瑞佳 (URL) | [編集]
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    プロフィール

    秋林 瑞佳

    Author:秋林 瑞佳
    「あきりん・みずか」と読みます。
    (BLCD感想はジョセフィーヌ秋太夫が担当)

    風来のネットサーファーにして、
    ハンパない映画ギーク。
    そしてなにかと悩める電脳仔羊。

    気の向くまま、
    ネット場末で人知れず更新中の、
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