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    近況

    いや~…BL倦怠期?でしょうか。
    「読みたい!」という気持ちにあまりなれなくて。
    選び方とタイミングが悪かったようで、読んでもピンとこない作品ばかり。

    今季は完全に乗り遅れてしまい、乗ったら乗ったで周回遅れ、「あ~すみません、先行ってください~、どうぞー!(ニコ☆)」ってな状態です。

    いけまへんな。

    とゆーわけで、復帰すべくいろいろ物色してみたのですが、プチ浦島状態な頭なゆえにギョーカイの動向と傾向がわかりません。ただその…感じたままに云うとですね…今こーゆーデザインが流行ってるんすか?

    期限切れの初恋 (ビーボーイノベルズ)期限切れの初恋 (ビーボーイノベルズ)
    (2013/07/19)
    木原 音瀬

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    期限切れの初恋 (シトロンコミックス)期限切れの初恋 (シトロンコミックス)
    (2013/07/19)
    糸井のぞ、木原音瀬 他

    商品詳細を見る

    年下彼氏の恋愛管理癖 (バンブーコミックス Qpaコレクション)年下彼氏の恋愛管理癖 (バンブーコミックス Qpaコレクション)
    (2013/07/17)
    桜日梯子

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    まだ恋は始まらない (バーズコミックス ルチルコレクション)まだ恋は始まらない (バーズコミックス ルチルコレクション)
    (2013/06/24)
    金田 正太郎

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    縦  シ  白
    書  ン  バ
    タ  プ  ッ
    イ  ル  ク
    ト  配  
    ル  色
      

    *ポイントは行間(すみません、Mac経由やIE以外だと行間が変に見えるかも)

    以前からこういう装丁はあるものの…ハシリは佐々木さんでは?
    個人的に「昨年もっともインパクトのあった表紙カバー絵」だった↓これが頭にチラつきます。
    部長の男 (ガッシュ文庫)部長の男 (ガッシュ文庫)
    (2012/04/28)
    鳩村 衣杏

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    正確に云えば、絵師さんというより装丁デザイナーの傾向でしょうけど。

    とりえあえず…今からネット&リアル本屋さんでいろいろ物色してみたいと思います。押忍。
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    月刊BLダービーR:「本命・対抗・注意・穴」(2013年2月号)

    購入予定や期待度そして感想UP予備軍、先月の結果などなど、月別にお気楽に語ってみようかな~企画「帰って来た月刊BLダービー2月号」です。

    恥ずかしながら帰って参りました…。
    去年は1度も更新しなかった?え?じゃあ1年ぶりくらいっスか?…ぐは!

    では、(何事もなかったかのように)予想いってみましょー!きゃは☆

    ■本命
    10DANCE 1 (バンブー・コミックス  麗人セレクション)10DANCE 1 (バンブー・コミックス 麗人セレクション)
    (2013/02/16)
    井上 佐藤

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    真夜中の教室で、男がふたり、秘密のレッスン。
    ※本書は本格ダンスコミックスではありません。本格ボーイズラブコミック(予定)です。
    「俺とアンタで10ダンス!? 無理無理、絶対無理!!」「僕が大丈夫といえば大丈夫なんです!」
    鈴木信也と杉木信也は、それぞれラテンダンスとスタンダードの日本チャンピオン。杉木からの提案で二人は互いの専門ダンスを教え合い、10種類のダンスで競う「10ダンス」に挑戦することになった。しかし似ているのは名前だけ、性格も気質も正反対の二人は、反発しつつもそれだけじゃなく…!?躍動する肉体と飛び散る視線の火花から目が離せない!
    著者の新境地・本格ダンスBL、待望の第1巻!!


    井上さんなのに最初から珍宝乱れ打ちじゃないってこと?…それは助かる!あらすじ読む限りアタシ好みだし、面白そう…ということで本命に。どっちが主役かわかりませんが、かたっぽのキャラの名前が小学生の頃に好きだった男の子とまったく一緒(!)なので、そこにも惹かれました…なんという個人的理由!
    日本人はワルツよりラテンのほうが向いていると云われています。ビコーズ、西洋と対決するには優雅さがどうしても足りないから(背景と下地、そして身体的な面で)。さて?

    ■対抗
    NightS (ビーボーイコミックスデラックス) (ビーボーイコミックスDX)NightS (ビーボーイコミックスデラックス) (ビーボーイコミックスDX)
    (2013/02/09)
    ヨネダ コウ

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    「今一瞬、アンタにむしゃぶりつきたくなった」
    運び屋の唐島は、どこか秘密めいていて色気のあるヤクザ・穂積の仕事を引き受ける。惚れて、探って、騙して、裏切られ……はぐらかされた本心はいつも見えないまま。黒社会の駆け引きと大人の恋の心理戦は、やがて息を呑む圧巻のラストへ――。他、笑わない営業マンと整備士それぞれの視点で紡がれる「リプライ」、男子高校生の故意の始まりを爽やかに描いた「感情スペクトル」、描き下ろしも収録した、男と男の感情を精緻に描いた傑作。


    話題作は押さえておかねば!…ということで対抗。
    そして大洋図書から出るとすっかり思い込み、リアル本屋の大洋図書系コミックスが置かれている棚で何度も「ないわー」と探しては失敗していたのでした(3度くらい)。そーですか、リブレだったんですか…今日これを書いているときに気づきました。「ヨネダコウ=大洋図書」という思い込みはアカンですわ。

    ■注意
    らふ らふ、らぶ (二見書房 シャレード文庫)らふ らふ、らぶ (二見書房 シャレード文庫)
    (2013/02/25)
    高月 ゆっけ

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    新人さんなんですけど、舘野とお子の絵付けなので新人枠ではなく注意に。ひっさしぶりですよね??前回の絵付けから10年以上は経っているはず。シャレードはなにげに私好みの絵師、もしくは「え?珍しい人/久しぶりの人を連れてくるなあ」な絵師をそろえてくれます。話が面白いといいな~。

    (木下けい子のせいで、舘野とお子の久しぶり度に気づけなかった…ぼそ)

    ■穴
    フェア・ゲーム (モノクローム・ロマンス) (ディアプラス文庫)フェア・ゲーム (モノクローム・ロマンス) (ディアプラス文庫)
    (2013/02/09)
    ジョシュ・ラニヨン

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    元FBI特別捜査官で現在は大学で歴史を教えるエリオットの元に、失踪した学生の捜索依頼が持ち込まれた。捜査協力するFBI捜査官を前にエリオットは動揺を隠せない。そこには一番会いたくない、けれど決して忘れられない男、タッカーの姿があった。タッカーはかつてのエリオットの同僚で恋人。17ヵ月前、膝を砕かれ失意の底に沈んでいたエリオットに、冷たく背を向けた男―。シアトルの大学を舞台に繰り広げられる、甘く激しい男たちのミステリー・ロマンス。


    話題作、そして三浦しをん推薦文!ナルホド、そうきたか。
    「ときめきと、骨太なストーリーと、繊細な人物描写」…ただ草間さんの表紙なので、「繊細な人物描写」は頷けるけど「ときめきと、骨太なストーリー」はどうよ?という感じ。だって草間さんだったらくたびれたオヤジが出てきそうなんだもん。ちなみに作品は密林書評を読む限り「原書で読まないとわからん」なところも翻訳では解消されているらしく…ああ、そうだよね、英文読めても文化的にわかんないことがあるんだよね、舶来ものって、と思いました(たとえば、缶詰にスプーンが入っている描写は暗喩で…とか)。

    ダイアナ・ガバルトンやロブ・サーマンあたりがこういう小説を書いてくれると嬉しいんだけどなあ。

    ■今月の「…ハテ?」
    本日からの隣人愛 (Dariaコミックス)本日からの隣人愛 (Dariaコミックス)
    (2013/02/22)
    さがの

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    ただの新刊チェックだからとボケーっとあらすじを読みだしたら、最初の一文で目が覚めました。心入れ替えて再度読みだし…タイトルと表紙に騙されたー☆ リアル本屋さんで買ってこよう☆

    口の中が性感帯の幸太は、アレを舐めてみたくて仕方がない!!悶々とする日々のなか、野球部のキャプテンで女子にモテる幼なじみの清志のモノが、デカいと聞き興味津々に。しかし「舐めさせてくれ」なんて頼めるわけもなく、ついに我慢できず、自分で自分のを舐めてみよう!と試みるが、あと少しのところで、清志に見られてしまい!?ほか、ちょっとマニアックで性春満載の短編も収録♪



    ■今月の奈良画伯
    う~ん。奈良画伯は「奈良芸術」というか「奈良美学」というか…世界観もテクニックも業界唯一無二で、孤高といえる絵師になられたけれど…できればそのまんまでキャラの顔や立ち姿の「美しさ」を追求して描いてくれたらなあ…と思うのでした。奈良画伯に関して正直にいえば、この数年におけるデフォルメは食傷気味です。職人というよりアーティスト気質な絵師さんなので、アグレッシブに絵を変えていくことは別にいいと思います。でももう少し読者の希望と折り合いをつけて欲しいなあと。

    個人秘書 (SHYノベルス281)個人秘書 (SHYノベルス281)
    (2013/02/28)
    高岡 ミズミ

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    男を抱くことはあっても、抱かれるなんてごめんだ・・・
    警視庁公安部に刑事として勤める草間柊一は、久世義嗣という名前で議員秘書として潜入捜査をしていた。ターゲットは深澤トラストホールディングスの社長、深澤泰久。惚れ惚れとするようないい男だが、黒い噂が絶えない男だ。草間は深澤の亡くなった秘書が持っていたあるものを手に入れなくてはならなかった。深澤と知り合い、彼の個人秘書として働くことになたものの、深澤から一目惚れだと宣言され!?男同士の恋だから、手強ければ手強いほどいい・・・追う男と追われる男と、プライドをかけた駆け引きが始まる!


    なんとなく想像つく。超かっこいい大人の攻がなぜか最初から主人公の受が好きで、聞いてて恥ずかしくなるようなすんごい殺し文句をどこでもいつでも云いまくって、受を落とそうとする話でしょ?なにかしら過去を抱えている受はふざけるなと最初は拒否しつつも、いくつか事件が起きてそうこうしているうちに攻とごろにゃん。「大人の男たちの恋のかけひきと会話をお楽しみください」。一見ハードな印象だけど実はとっても甘い、「お前はこういうやつだろう?」「違う!」といった大人にしては子供っぽい会話が続く…そんな話。違う?

    龍の激闘、Dr.の撩乱 (講談社X文庫―ホワイトハート)龍の激闘、Dr.の撩乱 (講談社X文庫―ホワイトハート)
    (2013/02/02)
    樹生 かなめ

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    いつまで続くのかな。

    ■今月の新人さん
    Evergreen Days (マーブルコミックス) (MARBLE COMICS)Evergreen Days (マーブルコミックス) (MARBLE COMICS)
    (2013/02/20)
    里 つばめ

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    「後悔する事になったっていい、俺はあんた(先生)が大事なんだよ」
    平凡な高校生活を送る拓真の前に化学教師の高坂が現れた。先生らしからぬ言動や振る舞いに驚きと興味を覚える拓真だったが ふとした仕草、言葉に触れるたび興味から恋愛感情へと気持ちは加速し…。煙草のやりとりから始まった2人、お互いの立場を超えた新たな関係が今始まる――!描き下ろしは大学生になった拓真と先生の濃密なラブライフを収録☆


    なんという「別マ」な表紙!…それだけの理由で購入を決めました。
    10代の頃は「りぼん」→「別コミ」派、「別マ」といえば多田かおる先生ときたがわ翔(彼は青年漫画ではなく少女漫画でデビューしたんだってば!)くらいしか読んでいなかった私にはこの表紙がとても眩しくて眩しくて…眩しすぎて倒れそうです。青春のトキメキ☆とキラメキ☆を今こそ取り戻すのだ!…って、東京漫画社で?(突っ込まれる前に自分で突っ込んでみた)

    勇気をだして (G-Lish comics)勇気をだして (G-Lish comics)
    (2013/02/20)
    松本ノダ

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    ― 想いがつながる、珠玉の恋物語 ―
    魔物を名乗る不思議な猫との出会いが俺と夏野さんの関係を変えてしまうのか!?あんなコトやこんなコトまで…好きな人も自分の思い通りに出来ちゃう力を手に入れてしまった俺は――!?初恋からあま~いメイク・ラブまで“想い”がつながる、珠玉の恋物語


    昨年末創刊したガーリッシュから1冊読んでおこうかな+新人さん、ということでチェック。

    すきやん (バンブーコミックス/Qpaコレクション) (バンブ-・コミックス Qpa collection)すきやん (バンブーコミックス/Qpaコレクション) (バンブ-・コミックス Qpa collection)
    (2013/02/16)
    いけがみ小5

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    ――はんなり京都弁男子たちが繰り広げる、えっちでほのぼのな日常。おすぎと竹ちゃんは同じ大学に通う同級生で、親友。イケメンなのにナカミが超残念! なおすぎに告白された…のはいいけど、「おまえ変態か!?」と、竹ちゃんがドン引きする様な行動がちらほら…。親友? それとも恋人? どうなるふたりの関係!?


    ヘタすりゃ地雷踏みそうな…。さて?

    ■1月の1着
    まだ全部読んでいません。決められない…。

    ■そのほかポチった/ポチるかも作品
    恋は育って愛になる (あすかコミックスCL-DX)恋は育って愛になる (あすかコミックスCL-DX)
    (2013/01/31)
    木下 けい子

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    『混色メランコリック』ゆき林檎 リブレ出版
    『俺とおまえが不埒な理由』ウノハナ エンターブレイン
    『クリスタルパレス』雨森ジジ 一迅社
    『愛してるって言わなきゃ殺す』トウテムポール 茜新社
    『やってやる!』剛しいら/石原理 大洋図書
    『魔王と誓いの口づけ』海野幸/琥狗ハヤテ 二見書房

    以上、月刊BLダービーRでした♪


    以下、今月の新刊の印象について

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    青沼貴子 『青沼さん、BL漫画家をこっそりめざす。』 イースト・プレス 2013年 … 実録!ダメBL!!

    青沼さん、BL漫画家をこっそりめざす。青沼さん、BL漫画家をこっそりめざす。
    (2013/01/18)
    青沼貴子

    商品詳細を見る

    エッセイマンガの人気作家として著名な青沼貴子が畑違いであるBLマンガに挑戦、シビアな評価にプロ生活30年のプライドがミジンコ状態になるも、自身の萌えとBLへの熱い情熱、そしてドS編集者に支えられながら、BL作家デビューを目指して頑張る姿を描いた実録コミックエッセイ。持ち込みボツ作品も修正して収録。

    育児エッセイ漫画家としてご活躍中なのは知ってはいたが、個人的にほとんど読まないジャンルなので10年以上(では済まないかもしれない)著作を手に取ることがなく、よっていまだに青沼貴子といえば『ペルシャがすき!』、ちっちゃい頃に『ペルシャ』で大笑いさせてもらったし、やっぱり私も愛染様LOVE☆だったのよね、きゃは☆…という古い良きヒストリーを持つ作家である以上、本屋でタイトルを初めて見たときにどうしてもスルーできずそのまま即買い。

    30年のキャリアを持つ漫画家が新人としてBL作品の持ち込みをする…というベースは企画モノに近い内容なのだが、冷やかし的な印象は受けなかった。なぜなら作者自身がBL大好きの隠れ腐女子であり、「BLを描きたい」という情熱がひしひしと伝わってくるからだ。ただ情熱だけで事は運ばない。30年のキャリアを以ってしてでも、持ち込み評価は大変キビシイものばかり。どうしてなの?ホワイ?…悩む青沼先生、「あーでもないこーでもない」と悪戦苦闘の日々――そのドタバタに笑いがあり、読んでいてとても楽しい。

    「自身の萌え(理想)」と「ウケるBL(現実)」とのギャップで作家が苦悩する…といえば、以前個別レビューした、人気作家が自らダメ出しをしたお蔵入りBLアンソロジー『ダメBL』を思い出す。アンソロジーを読みながら「そりゃダメだろうなあ」と一読者として思ったものだが、青沼先生の作品(および萌えの傾向)にもやっぱり「ダメ」があったりする。絵も話も古いというかレトロというか…そしてデフォルメを覚えて久しい絵柄と作風では、レトロなBLであればあるほど「この作家はシリアスを描きたいの?それともギャグ?」と混乱し、読者が萌える前に作家自身の満足(≒萌え)で終わってしまう。先生には足りないものはなにか…読者視点ではあるが、なんとなくわかった気がした。

    『ダメBL』のほかに、ソフトBL読み切りを載せた集英社別冊コーラス「女人禁制」も思い出した。フツーのレディース/少女コミック系作家が頑張ってBLっぽいものを描いていた漫画誌で(中にはコメントで「実はBL好き☆」と書いていた作家もいた)、全部が全部面白くはなかったし、BLとして中途半端な作品ばかりだったため、当時、冷ややかな感想を書いていたBL読者もいたけど、私個人としては作家のチャレンジ精神が感じられる作品が読めて良かったなと今でも思っていたりする(そしてモンデンアキコ先生がデビューした)。結局どのジャンルだろうと、作家がアグレッシブにチャレンジしてる姿勢が私は好きなのかもしれない。

    キビシイだろうなあ…と思いつつ、青沼先生の作品がいつかBL誌に掲載される日を願う。

    評価:★★★★☆(カバー裏面に先生入魂のカラーポスターあり)
    「14歳の頃によく聞いた曲のジャンルがのちの自分の好みとなって影響を与える」ように、BLも「初めて知った頃に読んだ作品に影響される」と思う。青沼先生が影響された作品は…予想通りというか、やっぱり古かったなあ。

    毎月BL作品をカゴ買いするとか、リスト作ってるとか、BL作品やドラマCD、実写映画などBL関連商品を片っぱしから試してみる…とか、先生ののめり込み具合に自分とのギャップ…BLに対する温度差を感じて、少しせつなかったり。先生は今でも熱い。私は冷めきってはいないけど適度に冷えている…とゆーか、つかず離れずなポジションを長年保っている状態なので、今もホットな先生がうらやましい。

    青沼先生にはどのBLレーベルが合うかしら??
    あの今も変わらぬ素晴らしいギャグセンスを…活かせるのはどこ??
    いつもの消去法で真剣に考えてみた――うむ…花音かキャラはどう?
    (エッセイ掲載誌は芳文社の「まんがタイム」なのか…ドS編集者・M元さん、花音に異動しては?)

    ZERO STARS … 論外/問題外作
    ★ … お好きな人はどうぞ。
    ★★ … つまらない。
    ★★★ … 退屈しない。なかなか面白い。
    ★★★★ … とても面白い。佳作/秀作。エクセレント。
    ★★★★★ … 天晴れ。傑作。ブリリアント。

    「オススメ作品」は基本的に★★★☆以上。
    「絶対オススメしておきたい作品」には@RECOMMEND@マークがつきます。
    性格上の理由から、★評価は厳しくなりがちなので、★5つ作品はあまり出ないと思います。

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    寒中お見舞い申し上げます

    秋林です。
    1月中旬となりましてお正月気分はさすがにもうないですけど、なんかボーっとしています。
    非生産的な休日を満喫。いいんやろか?これで??

    あ、そうだ、今のうちにお知らせしておかねば。
    2012年マイベストの記事はアップしません。つまり発表しないということです。ビコーズ、読んだ冊数/聴いた枚数が少なかった上に「ビビビ」ときた作品がなく(ゼロではないですけど)、そんな状態ではなんの参考にもならないからです。すみません。

    とりあえず近日中になにか本の感想を書こうと考えています…が、もうしばらくお待ちください。

    むう。

    そーいえば、1/3付の画像をご覧になった方で「誰です?(髪で目が隠れている左の人)」とギモンに思われた方がいらっしゃったのにはビックリ。そうか…この写真が世に出て20年は経ってるんですよね。ふた昔前。念のため云っておきますが、右の人はディカプリオじゃないですよ!『BANANA FISH』アッシュ・リンクス(のモデルとなった人)ですよ! あの頃の吉田先生、扉絵で好き放題やってたよなー…。

    左の人は…これでわかります?
    wbrb04.jpg
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    あけましておめでとうございます

    wb01

    今年もよろしくお願いします。
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    Guilt|Pleasure 『In These Words』 リブレ出版 2012年 … 密室ビスタビジョン

    In These Words (ビーボーイコミックスデラックス) (ビーボーイコミックスDX)In These Words (ビーボーイコミックスデラックス) (ビーボーイコミックスDX)
    (2012/09/10)
    Guilt|Pleasure

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    原作:Narcissus、作画:咎井淳(Jo Chen)で構成されたGuilt|Pleasureによる米国産BL。
    日本語翻訳され、BE・BOY GOLDにて1年間連載された分をコミックス化。
    巻数は書かれてないが(北米版ペーパーバックにはVol.1表記あり)、たぶん続刊が出ると思われる。

    精神科医・浅野は、悪夢に悩まされている。顔の見えない男から終わりのない凌辱を受ける夢だ。なぜそのような夢を見るのかわからないまま、浅野は警察からの要請で12人もの犠牲者を出したシリアルキラーの取り調べに協力することに。浅野を指名したのは容疑者本人で、接見は秘密裏に人里離れた一軒家で行われるという。浅野の前に現れた容疑者・篠原は「あなたに会うためにここに来た」と初対面とは思えぬ口調で浅野を挑発し始めるが――という一軒家の密室でシリアルキラーと精神科が対峙、そしてフラッシュバックのように夢と現実が交錯しながら駆け引きダイアローグが展開するサイコサスペンスもの。

    日本人作家が舞台を外国に、そして外国人を主役に据えた作品はよく見かけるが、その逆――外国人作家が日本を舞台に日本人を描くというのは大変珍しい。BLもワールドワイドになったなあ…と素直に感動しつつも、読み手が日本人である以上「さて、どれだけ違和感が抑えられているかしら?」という意識がどうしても働く。個人的な意見としては、まず右開き閉じなので読むのが楽だし(通常アメコミは左開き閉じ)、登場人物が少数で相関もシンプル、一軒家からの移動があまりないという限定された人間関係と空間の中で話が進むため、違和感を起こさせる要素が少ないと感じた。作画については、キャラに日本人が好む端正さはあれど、コマ割りがややクラシカルなせいか場面によっては少々間延びする。だがそれは短所というより好みが分かれる程度、読みにくさには繋がらない。警部や課長、下っぱ刑事・柴田くんなど、脇キャラはみな日本のドラマに出てきそうなステレオタイプであり、そう感じさせた時点で成功していると思う。背景もけっこう頑張っていて、住宅はややフラットな印象ながら玄関ドアは内開きか外開きかわからないようにしてあってナルホドと思ったし(日本住宅の玄関ドアは外開きが多い)、浴衣は右前、トイレはウォシュレット付きだったりする。よって全体的に丁寧で考えられている作画といえるだろう。

    ストーリー面では――主人公・浅野の「顔が見えない男からの凌辱とその恐怖」なフラッシュバックが最大のポイントになっている。浅野の目の前にいる快楽連続殺人鬼・篠原がそれに関係しているのだと、読み手はすぐに気づく。だが浅野自身はなんらかの理由によってその記憶がない。性的な内容を含んだ接見の後、襲いかかるフラッシュバック、これは夢か現実か――浅野は次第に追い詰められていく。そしてとうとう…ときて、次巻へと続いた。こういう内容のドラマや映画は海外ではよくあるので、正直いえば先はなんとなくわかってしまうのだが、私が今まで読んできた国産BLは、ラブを重視するばかりで攻のサイコキラーの言動や設定に手ぬるさがあったり、逆にスタイリッシュすぎてわかりづらかった作品が多かったので、本作のような「まずサイコサスペンスありき」な展開を正攻法で見せてくれた作品は評価しておきたい。

    密室での一対一ダイアローグ、相手はサイコキラー――密な空間で密な相手と密なやり取り、「知りたくない真実を知る」ことへの恐怖など、正攻法で正統派な「追い詰められて」サイコサスペンスを読みたいという人にオススメの作品。ただし、遺体の描写がしっかりしていること、一見ラブレスな濃い凌辱が続くこと、屈折した感情に共感できないこと…など甘さがない描写をニガテとする人は注意。

    評価:★★★☆(今年一番の話題作じゃないでしょーか?)
    キャラの表情の変化が大変ゴージャスに描かれているので、紙面にまで圧迫感がある。密だしすんごく濃くてコマが狭い。シネスコなのにビスタで観てる気分になるとゆーか。

    あんな条件下(場所は一軒家、拘束期間があいまい、仕方なく泊まりなど)の接見どうよ?…という思う人がいるかも。私はあえてリアルと比較せず「そういう設定だから」と解釈してます。そーじゃないと、この手のサスペンスって読めないもの。気になるのは作品の内容じゃなくて、出版元であるリブレがどこまでフォローするかってこと。ちゃんと最後まで出してくれるの?…巻数は書かれてないしさー、連載は続いているのかわかんないしさー…翻訳BLでなにが困るって毎回そこなのよ。「とりあえず紹介」程度の翻訳出版だったらヤダなあ。

    ZERO STARS … 論外/問題外作
    ★ … お好きな人はどうぞ。
    ★★ … つまらない。
    ★★★ … 退屈しない。なかなか面白い。
    ★★★★ … とても面白い。佳作/秀作。エクセレント。
    ★★★★★ … 天晴れ。傑作。ブリリアント。

    「オススメ作品」は基本的に★★★☆以上。
    「絶対オススメしておきたい作品」には@RECOMMEND@マークがつきます。
    性格上の理由から、★評価は厳しくなりがちなので、★5つ作品はあまり出ないと思います。
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    高階佑/英田サキ 『DEADLOCK 1』 徳間書店 2012年 … 誠実真摯なコミカライズ

    DEADLOCK 1(キャラコミックス)DEADLOCK 1(キャラコミックス)
    (2012/10/25)
    英田 サキ、高階 佑 他

    商品詳細を見る

    英田サキ原作『DEADLOCK』シリーズのコミカライズ。作画担当は小説の挿絵を手掛けた高階佑。

    内容は変わることがないと思われるので、ストーリーに対する感想は原作バージョンとほぼ同じ
    → 参考までにこちら

    原作を読んだ当時、「これほど繊細な描線と端正な絵を描かれる絵師さんが、なんでこんな『なんちゃってハリウッド映画』のような作品に絵付けされたんだろう?」と首を捻ったものだが、高階さんが人気絵師として活躍している今となっては、その理由がよく理解できる。

    高階さんは端正な絵をお描きになるにも関わらず、BL絵師界では大変なミリタリー番長である。銃火器類――例えば銃のバレル部分の溝まで緻密に描いてくるし、ショルダーホルスターですら質感にあふれている。そしてもし「左利き用の銃」と原作に書かれてあれば、ロックが左に付いている銃を完璧にお描きになるだろう。また中原一也さんの作品(『ワケアリ』)を絵付けするにあたって、「腕毛描いてもいいですか?」と質問されたという、キャラの見た目に騙されてはいけない「漢」な側面がある。ハズせない要素はハズさない、それどころか誠実に説得力のある描写をするので、リーマンものよりは非日常的な世界、あるいはびっくりトンチキだったりする作品に、その絵柄・作風がピッタリくるのである。

    そんな高階さんが、出世作となった『DEADLOCK』をコミカライズするという――当たり前だがコミックなのでコマ割りはあるし、場面だけでなくストーリーを描かねばらない。1枚に描き切るイラストとはまったく違う。お手並み拝見、という気持ちで第1回目を雑誌掲載時に読んだらば…ピンとくるものがなかった。悪くないけど良くもない…こんなもん?アベレージ?という印象で、とりあえず単行本待ってみようか…で終わった。

    そして第1巻発売――通して読んでみたら。

    構成がとてもしっかりしている。原作と同じようにサクサク進むし、コマ割りにムリがなく、構図がとても映画的、そしてキャラがよく動く。つなぎが上手いので自然に次回へと続き、読み手の期待も高まっていく。白っぽい背景は好みが分かれるだろうが、ただ白いのではなく、省略と処理の仕方にセンスがあり、その白さが世界観を醸し出していると思った。そして危惧していた「バストアップばかりだったらどうしよう?」という最悪なコミカライズは避けられており――これは嬉しい、やはりコミックは1冊読んでみないとわからない。

    キャラの作画に関しては、原作に比べると大人っぽくて色っぽく、やっと設定年齢に追いついたかなという感じ。原作のユウトは元麻薬捜査官に見えなかったし、言動や行動が幼く、そのせいか全体まで甘っちょろい印象が付いてまわってハードさが足りなかったのに対し、高階版『DEADLOCK』のほうが男らしく(でもハードすぎない)、なにより舞台は海外であるという説得力を感じた。一番いいのは、英田さんのどこか垢抜けない野暮ったさを補った…どころか垢抜けさせた――つまり高階さんが洗練さを作品に与えたこと。なんて素晴らしい。

    原作越えを期待できるコミカライズ作品――高階さんならきっとできる!

    評価:★★★★★(ぶっちゃけ私は原作より好きですね)
    絵師デビューの頃から高階さんを追いかけてきて思うのは――高階さんって、ものすっごい勉強される方だなということ。構図だとか描線だとか表情だとか…「どうしたら映えるのか」を常に考えて仕事されてきたのだろうなあってのが、作品を見ればよくわかる。最初の頃は描線が印刷に映えず弱々しい感じ、表紙の構図も受攻ふたり並んでるだけだった。それが今や…見てよ、本作の表紙!ふたり並んでいるだけなら原作も同じなんだけど…なにが違うって奥行き!構図だけじゃないよ、キャラにも奥行きがあるの!…誠実で真摯な姿勢で成長してきた作家が人気を博し、成功していくのはとってもとっても嬉しい。高階さん、これからも応援していきます!

    ZERO STARS … 論外/問題外作
    ★ … お好きな人はどうぞ。
    ★★ … つまらない。
    ★★★ … 退屈しない。なかなか面白い。
    ★★★★ … とても面白い。佳作/秀作。エクセレント。
    ★★★★★ … 天晴れ。傑作。ブリリアント。

    「オススメ作品」は基本的に★★★☆以上。
    「絶対オススメしておきたい作品」には@RECOMMEND@マークがつきます。
    性格上の理由から、★評価は厳しくなりがちなので、★5つ作品はあまり出ないと思います。

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    10月下旬になりました

    B・オーサーコーチ@ケント、あにゅくんのプーさんティッシュボックスについて語る。

    When he was not my student, I used to make fun of that. Now I have to hold it.
    彼が教え子じゃなかった時はからかったもんだ。(でも)今や私はそれを持ってなきゃいけない


    ぎゃははははははは☆
    10月下旬だな~ということでシーズンインしたばかりのスポーツネタから入りました。
    (検索避けのため一部わかりにくくしています)
    ミセス・カナダのお友達で現地観戦された方より入ってきた情報です。thank you!:)

    では本題。

    感想を2本書きました<ドルチェとキャラ

    ドルチェノベルズから1本くらい書いておきたいな~と思っていたら、9月に休刊ですよ。
    ムービックがBL部門を縮小?撤退?したからとはいえ(ちなみにBLCDは撤退)、そもそもノベルスサイズで小説を出すこと自体、今は難しいような。SHYですら文庫新創刊です。じゃあ文庫だったら良かったのか?と訊かれると…むむむむう…手に取りやすくなるとは思いますけど…やっぱり基本は「魅力あるラインナップ、充実した内容」でしょうか?…聞き飽きましたけどね。

    大変な時代になっちゃったけど、BL作家の方々に不利や不都合がないよう作品がリリースされますように。

    そして当ブログの過去ログツアーにて、拍手くださった方、ありがとうございました!
    またガンバリマス!

    次の感想はコミックかBLCDにしようかなあ?と思ってます。
    …秋大夫さん、お元気かしら?
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    結城瑛朱 『僕に愛を語るな』 ムービック 2012年 … 堪えるばかりでなく

    僕に愛を語るな(ドルチェノベルズ)僕に愛を語るな(ドルチェノベルズ)
    (2012/08/25)
    結城 瑛朱

    商品詳細を見る

    西野と加納は元恋人同士だが、今はお友達だ。真面目な性格の西野は昔も今も、恋愛を軽く楽しむ加納に振り回されてばかり。平静を装っているが、西野は過去に捕らわれたまま、今の関係を割り切ることができないでいた。そんなある日、加納から今の恋人について相談された西野は、ささくれだった感情を抑えられず、試すようなことを口にしてしまう。「あんたと別れた後…おれ、誰ともしてないよ」この一言から二人の関係が歪み始めて…。
    一生に一度の恋をしたとき、人は本当の苦しみを知る―。


    9月に休刊したドルチェノベルズより8月にリリースされた作品。受・攻それぞれの一人称で語られる本編、その後の話1編と本編より前を描いた1編(ともに三人称)、計3編構成。再会モノ。

    恋愛が始まったばかりの頃は良かったんだけども、ふたりでいることがだんだんしんどくなったりして上手くいかず別れてしまった西野(受)と加納(攻)。ともに30代になった数年後地元で再会、本当は互いが気になっているのにモトサヤとはいかず、受は過去の清算ができていないまま、そして攻はそんな受との距離をはかりかねながら付き合う相手をとっかえひっかえしている。加納は優秀な美容師で、東京や海外で活躍後に地元へ戻って美容室を経営。西野は東京で加納と暮らした後、地元に戻ってレンタルDVDショップで働いている。ふたりの性格は反対で、西野は真面目、加納は身辺はいい加減なアーティスト気質…ということになっているが、ふたりとも考え方は違えど基本はややシニカルなタイプ、ただ仕事に向かう姿勢は真摯でありプロフェッショナルだったりする。

    そんなふたりが「この男は昔はこうだった、そして今のおれ/俺はこうだから~」と、過去と照らし合わせながら現在の心情と関係を一人称で語っていく。仕事の場面以外は延々とふたりの内面描写が続き、他のキャラクターが登場して事件が起こして荒らすこともない。最初の1編が一人称なこともあって、読み進めていくうちにふたりのキャラクターととことんお付き合いしているような感覚に陥る(秀香穂里さんの作風と似ているかもしれない)。キャラクターが好みであれば感情移入しやすいのだが、そうでなければ「あ~いつまで続くのかな」と思ってしまいがちで、私は次第にしんどくなり、読了までに大変時間がかかった。

    恋愛はどこまで相手のエゴに堪えられるか、という面がある。若い頃はそれに堪えられなかったり束縛だと感じたりする。だけれども大人になって恋愛や経験を重ねてようやく、堪えるばかりではなく――乗り切りだったりやり過ごしだったりもできるんだということを覚えていく。エゴを許すというより迎え入れる感覚だろうか?…それはある意味達観であって、加納以外を知らない西野、とっかえひっかえばかりで真面目な恋愛をしてこなかった加納は、その域に達せられるほど恋愛面で経験豊富だったとはいえない。なのでとても苦しんでいるように感じた。でもまあそういう恋愛だってあるだろう。

    秋の夜長に恋愛をじっくり考えて読んでみたい人にオススメの作品。

    評価:★★★(「冬偉」と書いて「トーイ」と読む、そしてそう呼ばせる攻。ちょっと痛い…80年代?)
    今こういう作品が好まれて、求められてるんだろうなあ。他に例を挙げるなら…凪良さんやひのもとさんあたり?…感情をすべからく積み上げていって物語が進むタイプの作品で、重くはないけれど軽くもない内容は時代に合っていると思います。残念ながら今の私にはさほど面白く感じなかったけれど、読めて良かったなと。いつか理解できる時が来るんじゃないかしら?

    受は「おれ」で攻は「俺」、でもタイトルには「僕」。「怖い」「恐い」ではなく「怕い」など、漢字の選択やルビの振り方に個性があり、「そのセンス大好き☆」という人と「…トンがってるなあ」という人で好みが分かれそう。文章にクセ…というかこだわりが強くても、受攻の心情にとことん付き合えるタイプの方、また当へっぽこブログにリンクしてくださってる方の8割はお好きそうな内容だと思われるので、オススメしておきます。

    ZERO STARS … 論外/問題外作
    ★ … お好きな人はどうぞ。
    ★★ … つまらない。
    ★★★ … 退屈しない。なかなか面白い。
    ★★★★ … とても面白い。佳作/秀作。エクセレント。
    ★★★★★ … 天晴れ。傑作。ブリリアント。

    「オススメ作品」は基本的に★★★☆以上。
    「絶対オススメしておきたい作品」には@RECOMMEND@マークがつきます。
    性格上の理由から、★評価は厳しくなりがちなので、★5つ作品はあまり出ないと思います。
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    鳩村衣杏 『友人と寝てはいけない』 徳間書店 2012年 … なにかと面倒臭い

    友人と寝てはいけない (キャラ文庫)友人と寝てはいけない (キャラ文庫)
    (2012/08/25)
    鳩村衣杏

    商品詳細を見る

    あらすじに惹かれて購入。同級生モノ。攻×攻風。受一人称。

    高校時代からそれなりに気の合う相手でお互い男もイケると知ってはいたが、どちらもネコよりタチだし女もイケる、別に寝る相手には困ってない、恋愛や友情は少々重い…などの理由から、体を重ねることがなかった美馬(マーチャンダイザー)と鮫島(外科医兼ボディトレーナー)。会えば話をするし酒も飲みに行く――そんな友情にも恋愛にも縛られることもない関係を続けてきたふたりは、ともに社長子息で社交的、外面がいい32歳。ある日、実家の窮地を救ってくれた鮫島に借りを返そうと、美馬が「ボディートレーナーだろう?俺の身体を自由にしていい」と提案する。すると鮫島は「セックスしようぜ」と想定外な返答をしてきて――という、どちらも攻であるふたりの関係が友人の枠を越えていく過程を描いた作品。

    基本は真面目で仕事にプライドを持っていて実力もある、でもこわだりや対抗意識だったり意地だったりが人並み以上で、攻とちょっとしたライバル関係である受。これまた実力者だけど受ほど意地っ張りではなく、どちらかといえば落ち着いていて寛容的な攻。そんな攻を受が知っていくうちに「なんだいい奴じゃないか」とフォーリンラブ…という展開が鳩村ワーキング系作品の定番で、本作品もだいたい踏襲している。

    実家が金持ちだったり、海外ビジネススクール卒業してアパレル業界で成功していたり、優秀な外科医でボディトレーナーとして活躍していたり、ホテルのスイートでシャンパンを一杯で幕開けだったり…まあBLらしいといえばらしい設定の話なんだけども、BLファンタジーというよりどことなく韓国ドラマのような雰囲気。

    読み進めていくと、美馬(受)が実家(おもに父親)と確執を持っていることが判明する。父親の存在が自分の自己形成においていかに影響を与えたかという心理描写が一人称で続く。結果的に攻の助言と兄弟の理解で受は乗り越えていくのだが、それと並行してインサートはアリだのナシだの、次はコーインだのなんだの、こだわりが多くて順と回数とタイミングが揃わないと先に進めない恋愛も展開していくので、読んでいて正直しんどかった。「セックスで優位に立つ=インサートする側」とは限らない。好きならどうでも/どっちでもいいじゃないか、なんて面倒臭い男だ!最終的に受はそれを理解するのだが、なんだか唐突感があってすっきりしない。

    ヤってる最中におしゃべりが多く、しかもFワードやペニスだのが入ってるのでこっ恥ずかしい。攻×攻だから?…というより、セリフで説明しすぎない上に萎えるFワードに色気がなく、安っぽく感じるからだと思う。ただしこれは読み手の好みに大きくよるものであり、あくまでも私の主観。人によっては「たまらん♪」「攻っぽい☆」だと思われるので、興味のある方はぜひ。

    …対等の恋愛とは?
    書きたい話の傾向はわかるけど、受キャラが私の好みにどこまでも合わなかった。一人称じゃなかったらもっと読み込めたかも。残念。

    評価:★★☆(実は美馬と鮫島のルックスは逆のほうが良かったかな…って思ってたり)
    タイトルと設定から「今回はちょっと変わってる?」と思ったものの、読んでみたらいつもの鳩村さんだったーという感じ。そういう意味では『アダルト・エデュケーション』と同じかな。
    アダルト・エデュケーション ~紳士調教~ (ルナノベルズ)アダルト・エデュケーション ~紳士調教~ (ルナノベルズ)
    (2010/01/29)
    鳩村 衣杏

    商品詳細を見る

    安心して読めるのはいい、でもこう続くと飽きてしまいそう。あと鳩村さんは「~なんだよな」というキャラのセリフに説明の確認を乗せることが多く、これが「うんちく」のようで、たまに煩わしい。「設定が違っててもキャラの性格やストーリーが基本同じ」ではなく「すべてが違う作品」を読んでみたい。(ちなみに中原一也さんの作品に対してもまったく同じ思いを持っていたりする)そんな「いつもの鳩村さん」とは違うアグレッシブな作品が続いた2009年初め、「鳩村さんじゃないみたい」とかなんとか云われていたので、読者の期待を裏切らず・飽きさせずで良作を描き続けることは難しいんだろうなあ。

    ZERO STARS … 論外/問題外作
    ★ … お好きな人はどうぞ。
    ★★ … つまらない。
    ★★★ … 退屈しない。なかなか面白い。
    ★★★★ … とても面白い。佳作/秀作。エクセレント。
    ★★★★★ … 天晴れ。傑作。ブリリアント。

    「オススメ作品」は基本的に★★★☆以上。
    「絶対オススメしておきたい作品」には@RECOMMEND@マークがつきます。
    性格上の理由から、★評価は厳しくなりがちなので、★5つ作品はあまり出ないと思います。

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    プロフィール

    秋林 瑞佳

    Author:秋林 瑞佳
    「あきりん・みずか」と読みます。
    (BLCD感想はジョセフィーヌ秋太夫が担当)

    風来のネットサーファーにして、
    ハンパない映画ギーク。
    そしてなにかと悩める電脳仔羊。

    気の向くまま、
    ネット場末で人知れず更新中の、
    BL感想&レビューブログです。

    >>ネタバレ上等<<
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